デビッド・チャウムDavid Chaum
「追跡されないデジタル現金」を最初に形にした暗号学者。
店や銀行に「だれが何を買ったか」を知られずに支払える電子マネーを、暗号の数学で実現しようとした。1982年に発表した「ブラインド署名」は、中身を見ずに署名だけを与える仕組みで、のちのプライバシー技術の土台になった。
年表
- 1982年
- 論文「追跡できない支払いのためのブラインド署名」を発表
- 1990年ごろ
- オランダで DigiCash 社を設立し、電子マネー「eCash」を開発
- 1990年代半ば
- 米国の銀行と組んで eCash を試験運用
- 1998年
- DigiCash が倒産
ここがポイント
- 中央の会社が発行・管理する設計だったため、会社の倒産とともに終わった。
- この「中央の弱点」をなくすことが、のちのビットコインの出発点の1つになった。
プライバシーを暗号で守る、という考え方の元祖だよ。